まさに、乳ガンの確定診断が出ようとしていた12月半ば。
せっかく取れた顔面痙攣の権威”S大学病院 F先生”の初診察を
ムダにしてはいけないと、とりあえず訪問。
(現在進行形のため、とりあえず具体名は伏せます)
初めてお会いしたF先生、
そんな立派な先生感は微塵もなく、いい意味で「普通のおじさん」
全然えらぶってないし。
まずは、私の病気について
脳の模型や図によって丁寧に説明してくれる。
そして、根治治療への考え方や手術の方法
一方ではあるリスクなど
手書きで文章にしてくれながら
時に質問を聞いてくれながらの説明。
とてもよくわかった。
手術の方法はネットに書いてあったのとほぼ同じ。
頭蓋骨に500玉くらいの穴を開けて
脳をかき分けながら奥へ進み
深さ7~8cmほどにある顔面神経と
そこに接触している血管を引き離して留める手術。
症状に対して、決して簡単な手術ではない様子。
「私くらいの症状で手術を考えていいですか?」
私が聞きたかったこと。
「人それぞれ生活も違うし、症状の受け止め方も違う」
「辛いと思えば、それは治療が必要ということ」
この先生の手術を受けたい!
心からそう思った。
先生に「実は乳ガンが見つかりまして・・・」と言いつつ
今後の手術に向けて
こちらも準備していくことを確認。
先生の手術は順番待ちの状態で
ウェイティングリストに入ってから半年かかるとのこと、
なので並行して準備を進めることに。
翌2月に脳MRIと診察の予約を入れて
初診察は終了。