「片側顔面痙攣」
目の周りの筋肉が自分の意思とは関係なく痙攣したり、
動いたり、力が入ってしまったり。
発症する原因は不明と言われているけど、
顔面の運動を司る「顔面神経」の付け根に
血管が圧迫することによって起こるとか。
血管の圧迫により顔面神経に
異常な神経回路ができるのが原因とか。
一般的にはそう考えられているらしい。
そんな、神経とか、血管とか、脳内で起きていることなのに。
なぜか、精神的なことがこの症状を悪化させるらしい。
2015年6月、私はそれを身を持って感じることになる･･･。
６月半ば過ぎ、仕事の絡みで突如、
身に余るポストを引き受けてくれないか、
という話が舞い込んでくる。
私が引き受けるには、経験も知識も足らず、
どう考えても私には荷が重い重要なポスト。
そこから約３週間、
引き受けるべきか、お断りするべきか、
真剣に悩む悩む悩む。
せっかくいただいたお話、期待に応えたいという思い。
でも本当に私にできるのかという不安。
いやいや、人生においてこんな機会をいただくことはめったにないから、
挑戦してみるべきだ、っていう気持ち。
いやいやいやいや、そんな挑戦して立ち行かなくなったら
周りに迷惑をかけるどころじゃ済まないぞっていうプレッシャー。
そんなことを日々考え、迷い、悩み、周りに相談し･･･
と過ごした３週間。
本当に、びっくりするくらい、明確に、
痙攣症状が悪化しちゃった。
「あの日がきっかけです」としっかり言えるくらい（苦笑）
自覚症状としてもはっきりと悪化を感じ、ため息。
こんなにも精神的な影響を受けるとは思わなかった。
8月、更に心にダメージを受ける出来事があり。
更に悪化の一途。
そこから良化することはなく。
目の下の痙攣だけじゃなく、
まぶたが重くなったり
口元の引き攣れを感じたり。
これまでにはない症状も出てきてしまった。
この時期から
日々症状が気になるようになり
「忘れてる」ってことがなくなってしまった。
