予定通り、14時半に診察室に呼ばれる。
検査時にお会いしたS先生と診察室で向き合う。
最初に、前回受けた細胞診の結果説明から。
S先生
「細胞診はごく僅かしか取れないため
たまたま病気の細胞が取れないこともある。
それもあって、結果は5段階で評価されます。
1はほぼ良性で間違いない。
5はほぼ悪性で間違いない。
2~4は曖昧だがよりどちらに近いかで
評価が出ます。
で、今回の結果ですが、、、、、
5です。ほぼ悪性に間違いないです。」
・・・5ですか。悪性ですか。
っていうか、こんなにさらっと告知ってされるんですか。
「そうですか」と言ってみたものの
全然ピンときてない私。
悪性、悪性、悪性…
なんかあまりにも現実感がなくて
他人事みたいで
ほっといたら「へぇ~お大事にね」とでも
言ってしまいそうな感じ。
それなのに。
先生のカルテがチラッと見えちゃって
そこに「悪性」の文字を確認したら
急に現実を突きつけられたみたいになって。
気づいたら、泣いてた。
涙がぽろぽろこぼれてた。
自分でも驚いたけど。
「わー、すみません、泣いてますね、私」
とか言いながら止めようとするのに
全然止まんないの。
その後、生体検査(病変組織を取って病理へ)を
受ける。
多めの麻酔して、少し切って、
パンチみたいので取っていく。
その間も、気づくと涙。
看護師さんに
「大丈夫、普通の反応ですからね」
「次回、不安ならご家族も同席してね」
と優しく声をかけていただく。
1週間後に生体検の結果を聞きに行く予約をし
この日は終了。
帰りの車の中でも、ぽろぽろ、でした。